いろいろあるめんつゆ
濃縮の違いや種類、用途の違いは?

めんつゆの種類と濃縮度の違いの研究結果を報告します。
濃縮タイプとストレート、そうめん用めんつゆの違いとは?
ここで対象とするめんつゆ

まずはめんつゆといっても、ものすごく種類がたくさんありますね。
一般的には醤油、だし、みりん、砂糖などで作られているそばつゆのイメージでしょうか?
しかし中には白だしという白醤油などを利用しためんつゆも存在します。
ここでは、一般的な醤油、昆布、鰹などの節類、みりん、砂糖などで作られた市販のめんつゆを対象とします。

成分の違い

当たり前ですが、製品により成分が異なります。

関西風のだしは基本的に昆布が強いだしです。さらに鰹節に加え、さば節などの比較的少量でも風味が強く出る節類が好まれます。なので関西風の味付けになっているめんつゆは昆布だしが多く効いています。味付けが関西風のものが好みの場合は、昆布だしが効いたつゆを選択するといいでしょう。

関東風の場合は基本的に鰹節などの節類のだしが強く、それに負けないように濃い口醤油が多く使われているといいます。そば用のつゆなどでは、昆布だしが一切使用されていない製品もあります。従って関東風のものが好みの場合は、昆布だしが少なく鰹だしの風味が強いつゆを選択するといいでしょう。

また、これらに加え、うまみ成分を高めるために椎茸だしやホタテなどの貝類のだしが加わる製品もあります。これらは昆布、節類以外のだしも入るのでコクやうまみが加わり濃厚な味になりますが、逆にあっさりしたものには使いにくくなります。例えば煮物、鍋焼きうどんなど煮込んで複雑な味を求めるものには有効ですが、麺類などをあっさり食べたい場合は不向きになりますので、そのあたりはそれぞれ使い分ける必要がありますね。
とはいえ、食べられなくなるほどの違いにはなりませんので、このあたりも好みでいいでしょう。

濃縮度の違い

めんつゆには2倍濃縮、3倍濃縮などあります。2倍濃縮の場合は、もとのつゆを二倍の容量まで薄めれば完成です。200ccのめんつゆに水200ccを足して合計400ccの2倍にするのが2倍濃縮です。
同じ容量で同じ価格のめんつゆなら、3倍濃縮のほうがたくさん使えるのでお得なように感じます。しかし、実際には、そのぶんだし成分が少なくなっています。つまり2倍濃縮のほうが、よりおおくのだし成分が入っているので濃縮度が少ないわけですね。なのでおいしさ的には、もちろん好みの違いもありますが2倍濃縮のほうがおいしい製品ということがいえると思います。

ですが濃縮度の高いめんつゆでも、めんつゆを割る水を自分で鰹だしをとったりインスタントの鰹だしの素にしたりすることで、その欠点を補うことができます。特に和風だしの素などは水に溶かすだけでも利用できますので、これでめんつゆを割るようにすれば、高濃縮タイプのめんつゆでもおいしさが増しますので試してみるといいでしょう。

ストレートめんつゆがある理由

ここまでで理解できたと思いますが、ストレートめんつゆは濃縮されていないためだし成分がおおく、それだけおいしくなるように作られています。なので風味が強く、コクがありおいしいですが、価格も高めですね。

そうめんつゆ、そばつゆとめんつゆの違いは?

これもここまでの説明でほぼ説明した通りです。そばは風味が強いので、それに負けないように濃い鰹だしなどの節類のだしを使用し、さらに濃い口醤油をつかったつゆが好まれる場合があります。また、昆布を利用しないこともありますね。このように、そばつゆに特化して調整されたのがそばつゆの素といえるでしょう。

そうめんつゆは、そばとは逆に麺が細く、あっさりとした味の麺で、つゆも一緒にすすりやすいので、塩分が少なくあっさりとした甘めのつゆになっています。こちらはそうめんと一緒につゆも飲めるようにだしの風味は強いが醤油と塩分は抑えめになっているわけですね。
そうめんつゆの場合、ストレートが多いですが、そうめんつゆのこのだしを強く効かせる必要があることから、多くの場合はストレートになっていることが多いようです。