今はどこの家庭にもあるとっても便利なめんつゆ
いろんな料理に使えるが意外な違いがある

めんつゆに関する研究結果を報告します。
めんつゆにはいろいろな種類があるので特売のものを購入している人も多いと思います。
意外とめんつゆによって違いが様々あります。 
めんつゆの違い その1 昆布だしの有無
めんつゆの違いの一つとして昆布だしの有無があります。
え、昆布だしが入ってないめんつゆがあるの?とびっくりする人もいると思いますが、実はあります。
昆布だしが入っていないめんつゆは、実はそば用のめんつゆに多いですね。
本来、そばには昆布が使われなかったそうです。なので一部のめんつゆには昆布が使われていないものがありますね。

めんつゆの違い その2 昆布だしの割合いの違い
食品に表示されている原材料表示は、実は成分の大きい物から順番に記述されてるのをご存じでしょうか?
普通のめんつゆでは、鰹節の後ろに昆布が記述されています。これは昆布より鰹だしのほうが多く使用されていることを表しています。
めんつゆの中には、鰹節の前に昆布が記述されているものがあります。これは鰹節より昆布が多く使われていることを意味しています。
だしの文化では、基本的に昆布だしの文化が関西で、関東は鰹だしの文化と言われています。これは関西のほうでは昆布だしがよく利用されているからです。理由は関西のほうが軟水なので昆布だしが出やすかったという事情もあるようです。
それが根付いて今でも昆布だしを多様する文化のようですが、そういう人は昆布だしの多いめんつゆを選択すると、わりと好みのめんつゆが見つかるかもしれませんね。

めんつゆの違い その3 節類の違い
めんつゆに使われているのは鰹節だけではありません。成分表示をよく見ると、さば節、うるめいわしなどが使われているものもあります。
鰹節だけですと洗練された上品な感じのだしがとれますが、ちょっと物足りないという人もいるかもしれません。
そういう人はさば節、そうだ節、うるめいわしなどの入っためんつゆを選ぶと、だしの風味の強い野趣あふれるめんつゆを選ぶことができます。
関西ですと、昆布、鰹節にプラス何かしらの節類が追加されることが多いです。これは少量でより風味を出すのに利用されているのではないかと言われています。

めんつゆの違い その4 その他成分
めんつゆの中には、その他にも椎茸、ほたてエキスなどが加わっているものがあります。
椎茸が入るとより深みが増しま濃厚になります。
そのかわりすっきりとした印象はなくなります。
なので、どちらかというと煮物にも使用する場合には椎茸、ホタテエキスなどが入っている場合には使いやすいと思います。

まとめ
以上のように、実はめんつゆは奥が深く、メーカが様々な研究をして発売しているのがわかりますね。
関東、関西で選択したり、麺を食べるときだけに使うのか、料理にも多様するのかなどで使い分けると、ひょっとしたら自分好みのめんつゆがみつかるかもしれません。