安いときに買いだめして冷凍保存できるのでお得
冷凍臭なども防ぎ長期間の保存も可能


食肉の冷凍保存に関する研究結果を報告します。
安く見切り品が売られていたりしますが、それらを冷凍することで家計に優しくなります。
安い見切り品を購入することで、品質の高いお肉も購入できます。
牛、豚、鶏など保存できます。 
食肉を冷凍してお財布に優しく
スーパーで見切り品や特売の肉が安く販売されていることがあると思います。
安いなと思っても、賞味期限が近いし、そんなにたくさん消費できないし、今日のご飯は決まっているからと思って躊躇してしまう人も多いと思います。
適切に保存すると比較的長期間の冷凍も可能なので、そんな心配なしに安い肉を購入することができます。
見切り品として安く購入する代わりに、外国産の肉ではなく国産の美味しい肉などを購入することができますね。

保存に必要なもの
皆さんはどのようにお肉を冷凍しているでしょうか?
スーパーで購入したパックのままだったり、残ったお肉をプラスティック容器に入れて保存している人は多いと思います。
このように保存すると、肉に冷蔵庫の臭いが付着したり、肉が乾燥して色が変わったりしてしまいます(冷凍焼け)。
これを防ぐために適切に保存することが必要です。
保存に必要なものは、「ポリ塩化ビニリデン製のラップ」と「冷凍保存バッグ」の二つです。
これを適切に利用すると、長期間の保存も可能になります。

ポリ塩化ビニリデン製のラップと冷凍保存バッグを使用する理由
ラップにはいくつか異なる種類のものがあります。
ラップを使用していて、これはくっつきが悪いなあなどと思ったことがあると思います。
その理由はラップの種類が違うからですね。
ポリ塩化ビニリデン製のラップは密度が高く、空気を通さない性質があります。
なので、このラップを利用すると空気の移動を防止できるので、冷凍焼けや冷凍臭を防ぐことができるわけですね。
さらに冷凍保存バッグに密閉することで、より密閉度を高くできるわけです。

冷凍の仕方
切り落とし、薄切り肉などは、家庭でよく利用する分量で小分けしてラップをします。
ステーキ肉、とんかつ肉などは一枚ずつラップをします。
挽肉なども平均的に使う分量で薄く伸ばして平たくラップをします。
鶏肉は必要なサイズにカットしてラップするようにします。

ラップの仕方は商品を包装紙で包むように、下を折りたたむ→左右を折りたたむ→最後に上から折りたたむというような感じで、密着させ空気が入らないようにします。
サイズ的には葉書の半分程度のサイズで包むようにすると、うまく冷凍保存バッグに入れることができます。

切り落とし、薄切り肉などは、だいたい40g~60g程度で小分けしていくと使い安いです。
100g以上の単位で包んでしまうと、少量使いたいときに残ってしまいます。
また包むときには薄く大きく見せることで、肉の消費の節約にもなります。

挽肉なども50g前後で薄く平たく伸ばしてラップすると保存バッグに入れやすいです。

鶏肉は唐揚げに使うサイズを目安にカットして、1個または2個まとめてラップすると使い安いです。

これらは冷凍保存バッグに種類ごとまとめて保存していきます。
例えば鶏肉なら鶏肉、豚バラ薄切り、牛切り落としなどというように異なる種類ごとでまとめます。
冷凍保存バッグには油性ペンで種類を記述しておくと分かりやすいでしょう。
保存は先入れ先出しとし、購入した肉は冷凍庫の一番下に入れるようにして、使うときは上から使うようにします。
こうすると古いものから消費をすることができます。

解凍の仕方
使う前に冷蔵庫に移して自然解凍か、電子レンジで生解凍で解凍します。

まとめ
家庭でよく使う分量ごとで小分けして、ラップに包みます。
サイズは葉書の半分ぐらいのサイズに薄く包みます。
冷凍保存バッグにお肉の種類を油性ペンで記述して、ラップした肉を詰めていきます。
冷凍する場合には冷凍庫の一番下に入れるようにします。
お肉を使うときは一番上から利用します。

研究結果 
このように冷凍すると冷凍焼けや冷凍臭なく、比較的長期間冷凍保存することができます。